2010年12月2日 ダイアローグ研究会 in 明治大学
ゲストスピーカー 作家 田口ランディさん
「レオ・シラードから学ぶ ~核時代の対話」
10月からはじまった『ダイアローグ研究会 対話ってなんだろう?』というシリーズの
第二回。今回のテーマは、「レオ・シラードから学ぶ ~核時代の対話」。この話題についてランディさんから1時間ほど、お話を聞きました。このシラードという人の名前、私ははじめて知りましたが皆さんはご存じでしたか?
彼は、とっても変わった人で、原子爆弾の開発のきっかけをつくったそうですが、日本に無警告で原爆が落とされることに反対し、その後も、原子力が、軍事的なことに利用されるのではなく、人々の幸せに役立つようにと、積極的に活動を続けた人物らしいのです。私は、なんで原爆のきっかけをつくったような人が、人々の幸せとか平和のために、活動することができるの?と思いましたが、シラードは物理学者として、冷静に、原子力のエネルギーには、たくさんの命を落とす兵器にもなりえるし、人々が生きていく上で、役立つものにもなりえるという、2つの可能性をもつものとして、はやくから認識した人なのだろうなぁ…。でも人間は、軍事力のために、過剰なほど、このエネルギーを利用してしまったんだなぁと、そんなふうに思いました。
録画版 講義部分
http://www.nicovideo.jp/watch/1291384231
講義録「レオ・シラードの思想と生涯」田口ランディ
http://blog.socialuniv.net/2010/12/blog-post.html
そして後半は、この研究会の趣旨となる「対話」を参加者全員で行うグループワークへ。あらかじめ、シラードに関するお題がだされているので、その内容について6人前後+主催者側の先生方のグループにわかれ、対話をしあい、最終的にまとめた意見を発表しあうというものです。今回は放送チームの私も参加者としてグループワークに参加しちゃいました!
その模様は、こちらから http://www.nicovideo.jp/watch/1291519630
最初はドキドキの私でしたが、いきなり初対面の方達と対話をする機会なんて、そうそうあるものではないから、途中、難しい~とか、う~んと唸って!?しまいそうになることもありましたが(笑)、楽しかったし面白かったです。
(櫻井英里奈)
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